自信がない方へ。長所を書き出してみませんか?
メンタル&ライフコーチ 阿部朝子です。
『長所を書き出すワーク』
自信をもちたい方、強みを発揮したい方におすすめです。
想像以上の収穫があるはずですよ!
コツをご紹介します。
もくじ
「長所」を書き出してみませんか?
もし、あなたが、
- 自信をもちたい・自己肯定感を高めたい
- 強みを発揮したい
と思うなら、『長所を書き出すワーク』から始めてみませんか?
長所‥何個くらい書けそうですか?
よかったらぜひ、100個。^^
100個は、私がコーチングを学びはじめた頃、コーチから提案された課題です。
「自信がない」「自分が好きじゃない」
そんな当時の私は、100個と聞いて、「えーーっ!!」とドン引きしました。(笑)
40才に差しかかり、「長所を書き出す」なんて幼稚に感じ、「今さらそんなこと‥」と思ったり。
(コーチングって、もっとスマートな手法を使うと思いきや、泥臭いな‥とも)
それでも、本気で自分を変えたかったので、チャレンジしました。
すごく苦戦しましたが、想像以上の収穫がたくさんあったんです。
あなたにも、たくさんの収穫を得てほしいので、コツ・ヒントをお渡ししますね。
「長所」を書き出すコツ
1.甘口で書こう!
自信がない方は、自分に辛口評価の方が多いです。
人に見せるものではないので、思いっきり甘口に書いてみましょう。
行きづまったら、カテゴリー別に考えるのもおすすめです。
▼
- 顔(好きなパーツ)、体(健康面・好きな所)、チャームポイント
- ○○が好き(関心・興味・時間を忘れて没頭できること)
- ○○に敏感(感覚・センス)
- 人にほめられること
- 人に喜ばれること
- 得意なこと(ささっとできること)
- 今まで経験したこと
- 人間関係で大切にしていること
- 日々の生活で大切にしていること
- いつもやっていること ‥
(そんなことも長所?と思うかもしれませんが、いいんですよ~)
そして私は、あなたに合ったことがなくても、あなたの長所を知っています。
この記事を読んでくださっていること自体、「前向き・向上心がある・行動力がある」ということ(ですよね?)
この3つも、ちゃ~んと書いて下さいね!
2.短所も書き出そう!
自信がない方は、長所よりも短所のほうが浮かぶかもしれません。
その短所も一緒に書き出しましょう。
↓ ↓
3.短所をリフレーミングしよう!
リフレーミングとは、ものごとの「とらえ方」を変えることです。
とらえ方を変えれば、「短所」が「長所」になりうるのです。
短所がたくさん書けたなら、同じ数だけ長所になりますね。
片っ端から、リフレームしてみましょう。
【リフレーミングのコツ】
- 見方を変えると、どんないい面がある?
(例:仕事が遅い⇒丁寧に仕事する
飽きっぽい⇒興味がないと早く判断できる)
- それは、どんな場面だと役立つ?
(例:騒々しい⇒飲み会が盛り上がる
忘れっぽい⇒イヤなことがあった時、早く忘れられる)
※苦し紛れのリフレーミングでいいですよ!
自信を高めたいなら、言葉遊びの感覚でやってみましょう。
4.人に聞いてみよう!
家族や友人に聞いてみましょう。
自分で「当たり前」にやっていることが、実は「長所なんだ」と気づくでしょう。
5.わいてきたマイナス感情を解放しよう!
書きながら、マイナス感情がわいてくることがあります。
短所がきっかけで失敗したことを思い出し、ズーンと気が重くなる 等 ‥
私の場合、「親がもっとほめて育ててくれたら、自信をもてたんじゃないか」と、親を責める気持ちもわいてきて、けっこう苦しくなりました。
できれば、そのマイナス感情を感じた都度、メンタルワークするのがおすすめです。
=苦しい感情・感覚をラクに解放するのです。
また、「失敗した」という経験さえも、リフレーミングできます。
「こういう経験になった、こんな学びがあった」とわかれば、「失敗」ではなく「糧」になりますね。
※メンタルワークを一人でできない場合、「こういう気持ちになった」「あの時のショックがまだ残っている」とメモしておくといいでしょう。
そして、専門家と一緒に取り組める機会ができた時に、ぜひメモした内容をワークなさってください。
「長所」を活かすヒント
お気づきかもしれませんが、結局、長所も短所も、ただの意味づけなんですね。
「個性」の1つを、上手に使えれば「長所」となり、うまく使えなければ「短所」になる‥ということ。
では、どうすれば、その個性を長所として活かせると思いますか?
・
・
1番大切なのは、心と体のコンディションが整っていること。
体調も、心の調子もいいこと。
=元気で、ストレス(イライラ・不安等)がなく、心地よくいられたら、個性を長所・能力として発揮できます。
2つめは、「短所(苦手なこと)は、人に助けてもらえばいい」と考えること。
長所・得意・強みは、他者をサポートするために使えばいい。
そして、短所・不得意なことは、サポートしてもらえばいい。
家族・友人・組織が、そんな関係でいられたらいいですね。
3つめは、「ありのままの自分を受け容れよう」と思ってみること。
長所も短所も、イケてる自分もイマイチな自分も、全部、自分ですね。
その「ありのままの自分」を受け容れることができれば、本当の自信(=自己信頼)につながります。
そのために、自己否定をやめて、「ありのままの自分を受け容れよう、と思ってみる」といいです。
細かい話なんですが、ちょっと比較してみてください。
↓
「ありのままの自分を受け容れるぞ!」
「ありのままの自分を受け容れる、と思ってみよう!」
↑
「そう思ってみよう!」のほうが、気楽じゃないですか?(笑)
気楽なほうが、潜在意識が抵抗せず、受け容れやすくなります。
(こういうちょっとしたことが、大きなコツだったりします)
まとめ
自信を高めたい方、強みを発揮したい方におすすめの『長所を書き出すワーク』
長所を書き出すコツと、長所を活かすヒントをお届けしました。
*
私自身、長所を書き出すことで、変わり始めました。
自己理解が深まり、自己肯定感が高まっただけでなく、人間関係や子育てのストレスも、どんどん減ったんです。
昔の私は、人にほめられても素直に受け取れず、人に指摘されるとイラっとしていました。
そんなツンツンとがった私が丸くなり、やさしい気持ちになっていきました。
人の長所に嫉妬するのではなく、素直に認められるようになりました。
人の短所も「しゃあないな~」と流せるようにもなりました。
「短所・欠点」は、「悪いもの・直すべきもの」と思っていた私は、子どもの短所が目につくと、一生懸命、変えようとしていました。
(子供に悪いことをしたなぁと思います)
得手不得手があって当然だし、短所は人間味とも言える。
子供の個性を伸ばしてあげたい、と思えるようになりました。
(子供が小さいうちに気づけて、本当によかったと思っています)
*
ワークに取り組んだあなたには、どんな変化・収穫があるでしょうね。
やってみられたら、ぜひご感想をお聞かせください!
著者プロフィール
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メンタル&ライフコーチ/コミュニケーション講師
コーチング、NLP脳と心の学び、心理療法、スピリチュアル等の学びを経て、現在は北海道北見市を拠点に活動しています。
ご相談者の悩みを解決を通して、本来の力を発揮し、喜びあふれる自分軸の生き方が叶っていくお手伝いをしています。
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