がんばりを認めてもらえない、と思う時は

こんにちは。

メンタル＆ライフコーチ
阿部朝子（あべともこ）です。

 

 

先日クライアントさんが

「仕事がとても楽しいです！
上司もすごく認めてくれます」

と話してくれました。＾＾

 

ご相談にみえた半年前は

上司から認められるどころか
キツイ言葉で否定されていました。

がんばりが空回りして、自信を失い、
出勤するのも辛かったそうです、、

そんな当時を思い出し、私も喜びひとしお。

たくさんの涙を超えて、今の彼女は
強く、頼もしく、優しく、自信に満ちて感じます。

 

 

＊

 

「認めてもらえない」

あなたも、こう感じることはありませんか？

 

この思いが強いと、色んな問題に波及します。

 

仕事や人間関係にもマイナスですし、

自分の存在価値を感じられず、
エネルギーが下がり、本来の輝きを失ってしまいます。

 

「心の土台」が一気に揺らいでしまうんですよね。

私自身、心も体もまいってしまった時期がありました、、

 

「認めてもらえない」と感じたら、

その思いが大きくなる前に、
すぐに手放してしまうことが大切だと痛感しています◎

 

 

＊

 

「認めてもらえない」と思う時、

心の声を聞いていくと、

実は、

「自分が、自分を認めていない」
「自分が、他者を認めていない」

ということに気づくはずです。

 

人は鏡ですから、
そんな自分の内面を見せてくれているのですね。

 

 

静かに自分と向き合い、

自己否定・他者否定していたことに
気づけたら、一歩前進です◎

 

そして、そういう自分を変えたいなら、

「自己否定しない・他者否定しない」と決めましょう。

（キッパリと決意できるほど、大きな変化につながります）

 

 

自己否定だけじゃなく
他者否定しないのもセットなのは

なぜかわかりますか？

 

★脳は、自分と他人を区別できないので、

誰を否定しても、
全部「自分のこと」だと受け取ってしまうから。

 

★それと、自分が発したことが
周りまわって、結局、自分に還ってくるからです。

 

 

これからは、否定の代わりに

「自分を認める・他人を認める」

を意識していく、、

 

自分を認めるのが慣れない方は
人をたくさん認めたらいいです。

「●さんのこういうところ、素敵だな～と思います」

「●さん、いつも助かってます。ありがとうございます」…

 

そしたら、これも脳が勘違いして
すべて「自分のこと」だと受け取ってくれます。＾＾

 

もちろん、
相手との関係性にもプラスになるし、

認め合う空気が職場に広がって
チームワークが向上したり、

いいことがいっぱいあるはずです。

 

 

＊

 

「自己否定しない・他者否定しない」

言葉で言うのは簡単でも
実践するのは簡単じゃありません。

 

そんなの完璧にできるのは神様くらいでしょう、、、

 

なので、できない時があっても

「また自己否定しちゃったー、なんで私はこうなんだろう」

と自己否定の上塗りはせずにｗ

 

「そう思っちゃったね～」
と受けとめて、自分をゆるしてあげましょう。

 

「今の思考、手放します」ポイッ！

とジェスチャーで放り投げてみるのもおすすめです。

 

 

自分との関係性が
他人との関係性に反映しますから、

自分を責めずにゆるしていくと、
どんどん気持ちが軽くラクになっていくのを実感されるはずです。

 

人のこともゆるせるようになるから、
人間関係が良好になるのも間違いありません。

 

できるところから、１つ１つ。＾＾

 

それでも、
「否定の気持ち」を手放せない時は

深い癒しが必要だと思います。

 

 

＊

 

ちなみに、
「認めてもらえない」と思った時、

「きちんと認めてください！」
と相手に伝えたくなるかもしれません。

 

相手のタイプや状況によっては
伝えることがプラスになることもありますが

マイナスになる可能性もありますよね。

 

 

なので、クライアントさんには

相手に伝えるよりも、まず先に
自分でできることに取り組みましょう！

とおすすめしています。

 

そのあとで、

やっぱり相手に伝えたい、と思ったら
伝えたらいいでしょう。

 

 

ただ、冒頭でご紹介した
クライアントさんのように、

自分で自分を認め、他者を認めるうちに

周りの人たちも、自然に
自分を認めてくれるようになっていきます。

 

不思議に思うかもしれませんが、
脳と心のしくみでは、そうなるのが当然なんです。

人を変えようとするより、ずっと簡単ですね。

 

なので、相手に伝える必要性は
なくなるんじゃないかな、と思っています◎