あの時の自分を、責め続けなくていい

「悪かったなぁ…」
「言い過ぎちゃったな…」

「もっと違う言い方ができたかもしれない」
 

そんなふうに、
過去の出来事を思い出して、
胸が痛くなることってありませんか?

 

罪悪感を感じるのは悪いことではなくて

人との関係の中で、
私たちは誰でも、
傷つけたり傷つけられたりしながら生きています。

家族、パートナー、友人、職場の人…。
 

大切な相手だからこそ、
あとになって
罪悪感が湧いてくることもあるかもしれません。
  

でも私は、
罪悪感を感じること自体が
悪いとは思っていないんです。

むしろそこに、
あなたの愛や良心を感じのです。

 

相手を大切に思っていた。
相手のためになると思った。

傷つけたいわけじゃなかった。

だからこそ、心が痛む……。
 

もし何も感じない相手なら、
苦しくならないはず。
  

だからまずは、そういう自分を
責めすぎないでほしいな、と思っています。

 

あの時の自分には、あれが精いっぱいだった

コーチングの世界には、
「人はいつも、その時のベストを尽くしている」
という前提があります。

これって本当にそうだな、
と私は感じています。

 

もちろん、あとから振り返れば、

「あんな言い方しなければよかった」
「もっと優しくできたかもしれない」

と思うこともあります。

(私もいっぱいあります…^^)

 

でもきっと、
あの時の自分には、
あれが精いっぱいだった。
  

余裕がなかったのかもしれない。
傷ついていたのかもしれない。

どうしていいか、
わからなかったのかもしれない。
  

未熟だった部分も含めて、
あれがあの時の自分だった……

きっとそうなのだと思います。

 

罪悪感は、これからの優しさに変えていける

だからといって、
もちろん何をしてもいい、
という意味ではありません。

とはいえ、
過去の自分を責め続けても
苦しくなってしまうだけですよね。

 

それに、
今、罪悪感を感じている
ということは、

もうあの頃の自分とは違う、
という意味でもあります。
  

ちゃんと気づきが生まれている。
心の中に変化が起きている。
 

だから、その痛みを
「自分を責めるため」に使うのではなく、

これからの優しさや愛に
変えていけたらいいですよね。

 

罪悪感を感じたときには

もし伝えられる相手なら、

「ごめんね」
「言い過ぎたね」

そんなふうに、
素直な気持ちを伝えることが、
関係性をやわらかくすることもありますね。

 

でも中には、
もう会えない人もいるでしょう。

昔の友人。
何年も前の職場の人。
過去の恋愛。
 

今さら連絡するわけにもいかない…
ということもありますよね。
  


  

実は、相手に何かを伝えるかどうかの前に、
もっと大切なことがあります。
 

それは、

自分の中にある罪悪感を
やさしく手放していくこと。

まずは、自分をラクにしてあげる。
 

すると、おだやかに
素直な想いを伝えられたり、

相手を深く理解できたり、
お互いに歩み寄れたり、

不思議と
相手との関係性の空気まで、
やわらかく変わっていったりもします。

 

たとえ相手が目の前にいなくても、
どんなに昔のことでも、
手放すことはできるんですね。

 

なぜなら、
その出来事は”過去”でも、
感情は”今”のものだから。

過去の出来事を通して、
“今感じている感情”と向き合うわけです。
  

どんなに昔の出来事でも、
今ここから、やさしく心をほどいていくことができる。
  

未消化だった感情が、少しずつ消化されていく。
そして静かに昇華されていく…。

そういう感覚に近いかもしれません。

 

やさしく癒していくことで、関係性は変わっていく

もし未消化の罪悪感を抱えたままだと、

「私は幸せになってはいけない」
「私はダメな人間だ」

という感覚につながってしまうことがあります。

 

すると、

遠慮してしまったり、
人との距離がうまく取れなくなったり、

自分を必要以上に責めてしまったり…。
  

気づかないうちに、
人間関係や人生の流れに
影響してしまうこともあるんですね。

 

だからこそ、
少しでも罪悪感に気づいたら、手放していく。

そのためには
やさしく癒していくプロセスが欠かせません。

やさしく、深く癒していくのです。

 

セッションでは、
イメージワークやヒーリングを
することが多いです。
  

自分の内側が変わると、
相手との関係性が自然とやわらいだり、

人間関係のパターンが変わることも、
何度も何度も見てきました。

 

人はみんな、成長の途中

人はみんな、成長の途中。

完璧ではないし、
その時その時で精いっぱいだったりします。
  

だから、もしも今、
過去のことで胸が痛むなら…

どうか、あの時の自分を
責め続けないであげてくださいね。
  

きっとあれが、
あの時のあなたなりの精いっぱいだった。
  

そして今、
痛みを感じているあなたは、

ちゃんと優しさを学びながら、
ここまで生きてきたのだと思います。
 

 

著者プロフィール

阿部 朝子
阿部 朝子メンタル&ライフコーチ/ヒーラー
コーチング・NLP・心理療法・スピリチュアルを融合したアプローチで、根本からの解決をサポートしています。
悩みを手放し、本当の自分らしさと喜びに出会えるよう伴走しています。