“自信がない私”に名前がつくと楽になる。でも、そこに落とし穴もある

「自信がない」
そう感じる方は多いかなと思います。

 

今日は、

“自信がない私”に名前がつくと楽になる。
でも、そこに落とし穴もある、

というお話です。

 

“自信がないのはあなたのせいじゃない”

先日、朝の情報番組 あさイチ で
「自信がないのはあなたのせいじゃない」という特集をやっていました。

いわゆる、インポスター症候群。

実力があっても、自分ではそう思えない。
「自信がない」「私なんて…」
と感じてしまう状態のこと。

 

さらにそこでは、
5つのタイプがあると紹介されていました。

  • 完璧主義者:小さなミスも許さない
  • スーパーヒューマン:仕事・家庭・すべての役割で期待に応えねば
  • 専門家:知識やスキルを網羅せねば
  • 個人主義者:自分ひとりの力でやらねば
  • 天才肌:初めからうまくできないと
       

どれも「あるある…」と思うものばかりでした。
  

育った環境や社会の影響が大きくて、

男性よりも女性に多いことや、
日本人の7割は多かれ少なかれその傾向があるのだそう。

 

そして、
自信をなくして落ち込むのを防ぐ方法も
いくつか紹介されていて、

どれも脳と心にアプローチするものだったので、
多くの方に届くといいな、と思いながら見ていました。

 

名前がつくことのメリット

何より感じたのは

“名前がつくこと”(=ラベリング)
のメリットです。
 

自分の状態に名前がつくと、
人は少し安心するものです。
    

たとえば、高熱が出たとき。
原因がわからないと不安になるけれど、
「風邪ですね」と言われると、少しホッとする。
   

それと同じで、

「インポスター症候群、っていうのがあるんだ」
「私だけじゃないんだ」
「私がダメだからじゃなかったんだ」
  

そう思えるだけで、
自分を責める気持ちが少しゆるんだりする。
自分を少し客観的に見られるようになる。

それはいいことですよね。

 

実は、私もそうでした

昔、先輩から、
「あべさんって完璧主義だよね」
と言われたことがあったんです。

正直、ちょっとショックでした。
 

ミスがないように気をつけるのは
当たり前なのに、

それを完璧主義と言われたら、
どこか責められているような気がして。
 

でも、あとでふり返ると、あの一言が
「もしかしたら、自分に厳しすぎるのかな?」
と自分を見つめ直すきっかけにもなったんです。

 

でも、落とし穴もある

一方で、
こんなことも起きやすくなります。
 

「インポスター症候群だから仕方ない」
「私、完璧主義者タイプだから」
 

そんなふうに、
“理解のためのラベル”が、
“変われない理由”に変わってしまうこと。

 

「そういう傾向があるんだな」と知ることと、
「だから私は変われない」は、まったく別の話。
 

でも無意識に、
そこがつながってしまうことがある。
 

性格や気質、心の状態に名前がつくことで
楽になることもあるけれど、

それが無意識の制限になることもあるんですね。

 

”条件付きの自信”になっていませんか

さらに言うと、

5つのタイプはバラバラに見えますが
表現を変えると、こうなります。
 

  • 完璧にできたら価値がある
  • 役割をぜんぶこなせたら価値がある
  • ちゃんと知っていれば価値がある
  • 一人でできたら価値がある
  • 最初からうまくできたら価値がある

 

本質は1つ。

「条件をクリアしないと、自分に価値を感じられない」
という状態。

つまり、

「そのままの自分では足りない」
という前提になっている、ということ。

 

もちろん、

「まだ足りない」と感じることは、
決して悪いことばかりではありません。

向上心や、成長したい気持ちにつながるわけですもんね。
 

ただ、その思いが強すぎると、
心は苦しくなり、本来の魅力や能力が閉じ込められてしまう。

できることさえ、うまくできなくなってしまうことも……。

 

ここが変わらない限り、
自信の問題は形を変えて繰り返されます。
  

私自身も、まさにそうでした。
頑張っても、また別の形で「足りない」と感じてしまう。
そんなことを、ずっと繰り返していたんです。

 

大切なのは、どこを土台にしているか

大切にしたいのは、
「自分には価値がある」という前提です。
  

ありのままの自分を認めていること。
その自分を信頼できていること。

その土台の上に、
「もっとできるようになりたい」という気持ちが乗っている状態◎

 

そうであれば、
心は安定し、自然と力も発揮しやすくなります。

もっと上のレベルを目指すときも、
プロセス自体に喜びやワクワクがあったりする。

もし自信が揺らぐことがあっても、
戻ってくる場所がある。
 

不安や怖れに駆られて
「もっと、もっと」と自分を追い立てる時とは、
まったく違う感覚になります。

そして、現実も望むほうへ動いていく◎

 

自信がないときに見てほしいこと

私たちはつい、
「できたかどうか」で自分の価値を判断しがち。

たしかに、
何かができるようになった結果として
生まれる自信もあるけれど、

そういう条件付きの自信は
ほんの一部の見方でしかありません。

 

ラベルを使って「理解する」ところまではOK。
でも、そこに留まらないこと。

「できる・できない」以前に、
本来、ひとりひとりに素晴らしい価値がある。

その前提を取り戻していけたらいいですね。

 

もしも今、
「自信がない」と感じているなら。

それは
“自分との関係を見直すタイミング”
というサインです。
 

もっとできるようになろうとする前に、

まずは
「どんな前提で自分を見ているのかな」
と、少し目を向けてみませんか。
  

自分を見る目が、少しでもやさしくなるきっかけになればうれしいです。

 

 

「自分との関係を見直していきたい」
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著者プロフィール

阿部 朝子
阿部 朝子メンタル&ライフコーチ
メンタル&ライフコーチ/ヒーラー。
コーチング・NLP・心理療法・スピリチュアルを融合したアプローチで、根本からの解決をサポートしています。
悩みを手放し、本当の自分らしさと喜びに出会えるよう伴走しています。