連載①「やりたいことがわからない…」その本当の要因は?

「やりたいことがわからない」
そう感じている方へ。
  

「もっとやりがいを感じたい」
「今の仕事を続けることに迷いがある」

でも──

「自分が何をやりたいのか、よくわからない…」

そういうご相談をよくいただきます。

 

やりたいことが見つかれば、もっと前に進める気がする。
毎日がもっと充実する。

でも、それがわからないから、
動きたくても動けない。

焦りやもどかしさを感じながら、
時間だけが過ぎていく──
 

そんな状態から
早く抜け出したいですよね。

 

そこで今回は、

「やりたいことを明確にするヒント」
3回にわけてお届けしたいと思います。
  

1回目の今日は、

「なぜ、やりたいことがわからなくなるのか?」
その要因についてお話しますね。

 

やりたいことがわからないのは、あなたのせいじゃない

やりたいことを明確にしたいとき、
いろいろ考えを巡らせることでしょう。

自己分析してみたり、
本や診断ツールを参考にしてみたり。
   

それでも、
「これだ」と思える答えがなかなか見つからないと、

「自分には何もないのかな…」
「考えが浅いのかな…」

そんなふうに、
頭を抱えてしまうかもしれません。

 

今日、まず知っておいてほしいことがあります。

それは、

考えても、答えはわからないことがある
ということ。
  

え?と思われたかもしれません。

でも、ここはとても大事なポイントなんです。

 

“思考だけ”では見つからない

「自分の中に答えがある」

この言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

そして、多くの人が、
その答えを見つけようとして、「もっと考えよう」とします。

 

ですが、実のところ、

やりたいこと(=本当の望み)は、
頭で考えるだけでは
見つからないことが多いのです。
  

なぜなら、思考は、
”あなたを守るための答えを出す”からです。
  

“外の基準”や“過去の経験”をもとに、

「本当の望み」よりも、

  • 傷つかないように
  • 失敗しないように
  • 安心して生きていけるように

そういった「安全な答え」を優先する性質があるのです。

 

たとえば──

本当は挑戦してみたい気持ちがあるのに、

「失敗したらどうしよう」
「安定しているほうがいいよね」
「このほうが周りに心配かけずに済む」

そういう考えを浮かばせて、無難な選択をさせようとする。

それが、思考の働きです。

 

そのため、

気づかないうちに
“本当の望みとは少しズレた答え”
選んでしまうことがあるのです。

 

違和感を無視すると、ズレが大きくなります

私自身、ずっと思考で生きてきたタイプです。

以前の私は、

いつも、よ~く考えて、
「これが一番いい」
と思う答えを選んでいました。
  

違和感を感じることもありました。

でも、

「気のせいだ」
「大丈夫!」

そうやって、思考で納得させて、
思考で選んだ道を突き進んでいきました。

 

ところが、実際に進めると、

  • がんばってるのに、うまくいかない
  • ストレスが大きい
  • 成果が出ても満たされない

そんな現実になってしまうのです。
  

そしてまた、

「何がまちがっていたんだろう?」
「私は何をしたいんだろう?」

と、迷いのループに入っていく。
 

あとになってようやく、

「そういえば、少し違和感があった」
「本音にフタをして、無難な選択をしていた」

と気づく……

そんな繰り返しでした。

 

違和感を無視して進むと、
望む現実からズレてしまう。

このことを痛感しています。

 

やりたいことがわからなくなる本当の要因

やりたいことがわからなくなる
本当の理由は、

「考え方が足りない」からではなく、
”思考だけで答えを出そうとしている”から

そして、もう1つ

“心の声を受け取れていない”から
なんです。

 

本来、人は誰でも

「これがいい」
「これは違う」

という答えを感覚でわかるようになっています◎

 

でも、

  • 感情を抑えてきた
  • 本音よりも正しさを優先してきた
  • 周りに合わせて生きてきた

そういった積み重ねによって、

答えをキャッチする感覚が
わかりにくくなっている人がとても多いのです。

 

だって私たちは、

「よく考えなさい」
とは言われても、

「よく感じなさい」
なんて言われてきていませんよね。
 

だから、
思考で答えを出すやり方しか知らないし、

答えをキャッチできなくなっているのも、
ある意味とても自然なことなんです。

 

必要なのは「考える」ことよりも

もしも今、

やりたいことがわからない
と感じていても、

それは、

答えがないわけでも、
考えが浅いわけでもありません。
 

ただ “探し方”を知らなかっただけ
なのだと思います。

 

大切なのは、
頭で正解を探そうとするのではなく、

自分の内側の感覚と
もう一度つながっていくこと◎
 

そこに、
答えに気づくヒントがあります。
  

 

次回は、

・そもそも「やりたいこと」とは何なのか
・内側の感覚とつながるとは?

このあたりを、もう少し深くお話していきますね。
 

「考えているのに、答えが出ない」

その理由が、きっと
もう少しクリアになると思います。

 

焦らなくても大丈夫です。
答えはちゃんと、あなたの中にあります。
  

まず今日は、

“考えるだけでは見つからない”

ここを覚えておいてくださいね。

 

 

.

著者プロフィール

阿部 朝子
阿部 朝子メンタル&ライフコーチ
メンタル&ライフコーチ/ヒーラー。
コーチング・NLP・心理療法・スピリチュアルを融合したアプローチで、根本からの解決をサポートしています。
悩みを手放し、本当の自分らしさと喜びに出会えるよう伴走しています。