「アクがうまみに転じる」

「アク抜きはしないのよ。アクがうまみに転じるんだから 」
マクロビオティック料理の先生に教わった言葉。
今でも、きんぴらごぼうを作ると、先生の言葉を思い出します。
マクロビは、皮をむかず、栄養を(生命を)丸ごといただくの。
あく抜きもしません。
ごぼうを丁寧に、ゆっくり返しながら炒めます。
そのうち、強いアクの匂いが、ふっと甘い香りが変わる瞬間がくる。
アクがうまみに変わる瞬間。
「あ、変わった。よし!」と思う。
無意識に顔がほころぶ。小さな幸せの瞬間。
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「アクがうまみ」
それは、「人も同じだな」と思う。
誰もがもっているアク。
アクは個性。それがうまみ。
その人らしい人間味なんだよね‥と。
著者プロフィール

- メンタルコミュニケーションコーチ
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コーチング、NLP、キャリアカウンセリング、セラピーなどの学びを経て、現在は北海道北見市を拠点に活動しています。
ご相談者の悩みを解決しながら、それぞれの本来の力を発揮されるようお手伝いしています。
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