人から否定されても、自信をなくさないために
こんにちは。
メンタル&ライフコーチ
阿部朝子です。
がんばっているのに
周りから認めてもらえず、自信をなくしていても、
本当の自信(自己信頼)を取り戻し
イキイキと力を発揮できるようになります。
*
あるクライアントさんは
上司からアドバイスされるたび、自分が否定されているように感じ、自信をなくしていきました。
言われたことを思い出すと、苦しくなり、涙が出てきます。
やる気が出なくなり、部屋も散らかり、食生活も乱れ、朝もスッキリ起きられません。
そんな自分もイヤで、どんどん自己否定モードに陥ってしまいました。
*
そうなんですよね。
人からの否定も、自己否定も、どちらも自尊心を傷つけ、ものすごくエネルギーを奪います。
心も体も疲弊し、やる気が出なくなってしまうのも、ムリもありません……
そんな状態だったクライアントさんも、すぐ立ち直り、今まで以上にイキイキと活躍されています。
今日は、その方法をご紹介しますね。
もくじ
自信をなくしてしまう要因
Aさんのように自信をなくしている人には、いくつかの要因が考えられます。
- 人の言動に敏感・繊細
- 子供の頃、親から否定されて育った
- 過去の失敗経験が心の傷となっている
- 成功体験がない(と思っている)
など
もちろん、それぞれに効果的な解決策があります。
自分がどんなタイプでも、
過去にどんな体験をしていても、
マイナス影響を断ち切り、望む生き方を叶えていけます。
つけ加えると、
こう悩む方々は、
人の言葉を受けとめる素直さを持ち、
もっと自分はできるとわかっているし、力を発揮していきたい想いがある証拠。
素晴らしい資質をお持ちですから、変わるのも早いと感じています。
問題なのは「人」ではなくて
自信をなくしている人に、私が必ず伝えていることがあります。
それは、
うまくいかないことがあっても
「人」に問題があったのではなく、「行動」に問題があっただけ
ということ。
だから、
何かあっても、人に何か言われても
「自分が悪い」と思う必要はなくて、
「私の行動のどこを改善すればいいだろう?」
とふり返り、
「次は、こうしよう」
と考えて、実行すればいいのです。
そのために、ぜひ
言葉遣いから意識してみましょう。
「私が悪い」「私はダメだ」と
「私」を主語にした言い方をやめるのです。
なぜなら、「私は××だ」と言うと
自己否定するつもりはなくても
脳が「自己否定している」と認識するからです。
(言葉のトリックなんですね)
そりゃあ、
うまくいかなかいことがあればショックだし、凹みます
当然です。
それでも、
「私は××だ」と浮かぶたびに、
「おっと違った。私の行動を改善すればいいだけ」
と切り替えていけば、
それが習慣になって、心のダメージも最小限に済むでしょう。
他者から否定されたとしても
「人」が問題ではないと知っていると、
他者から否定されても、自分を守ることができます。
たとえば、人から
「なんで、あなたはそうなの?」
「●さんは××だから、うまくいかないんだよ」
「●さん、これじゃ、全然ダメだよ!」
なんて言われると、傷つくし、
「そんな言い方しなくてもいいのに!」
って腹も立ちます。
が、もうおわかりだと思います。
人を主語にして言われたから
否定されたと感じ、傷ついたわけです。
(相手があなたを否定するつもりがなくても)
なので、そんな時は、
「あぁ、この人は、コミュニケーションスキルとか、脳のしくみを知らないんだな~」
と思って、
自分の中で脳内変換するんです。
「私が問題なんじゃなくて、私の行動のことを言われたんだ」
と。
※人格否定の言い方をする人に変わってほしいけど
相手が変わるのを待つより、自分で自分の心を守るほうが確実ですもんね。
そして、こういうことを知ったあなたは
今度は、自分の部下に、上手にアドバイスできるでしょう。
「●さんは××だ」と言うのではなく
「●さんのこういう行動をこうしましょう」
みたいに。
あなたから、適切なコミュニケーションが広がっていきますね。
まとめ
人は、いつもベストを尽くしています。
たとえ、うまくいかないことがあったとしても、あなたもベストを尽くしていました。
だから、どうか
「自分が悪い」「自分はダメだ」と
自分を主語にした言葉を使わないこと。
人から「●さんは××だね」と
否定的な言い方をされたら、
「私の行動について言われたんだ」と脳内変換してみること。
そうやって、まず自分が自分を認め、慈しんでいきましょう。
あなたのセルフイメージが変わり、「心の中の世界」が変わります。
何があっても自分を認められ、心の土台が安定していきます。
人に何か言われても、マイナス影響を受けなくなっていきます。
すると、「目の前の現実世界」も必ず変わります。
相手といい関係性になったり、
相手が丸くなったり、
時には、相手が転勤になって、自分の現実からいなくなったり(笑)
「人を否定するイヤな上司」が
「私が大きく変わるきっかけをくれた人」と思えるようになった人もたくさんいます。
あなたには、どんな変化が訪れるでしょうね。
ぜひ、お試しください。
著者プロフィール
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メンタル&ライフコーチ/コミュニケーション講師
コーチング、NLP脳と心の学び、心理療法、スピリチュアル等の学びを経て、現在は北海道北見市を拠点に活動しています。
ご相談者の悩みを解決を通して、本来の力を発揮し、喜びあふれる自分軸の生き方が叶っていくお手伝いをしています。
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