人から否定されても、自信をなくさないために

こんにちは。

メンタル&ライフコーチ
阿部朝子です。

 

 

がんばっているのに
周りから認めてもらえず、自信をなくしていても、

本当の自信(自己信頼)を取り戻し
イキイキと力を発揮できるようになります。

 

あるクライアントさんは
上司からアドバイスされるたび、自分が否定されているように感じ、自信をなくしていきました。

言われたことを思い出すと、苦しくなり、涙が出てきます。
やる気が出なくなり、部屋も散らかり、食生活も乱れ、朝もスッキリ起きられません。

そんな自分もイヤで、どんどん自己否定モードに陥ってしまいました。

そうなんですよね。

人からの否定も、自己否定も、どちらも自尊心を傷つけ、ものすごくエネルギーを奪います。
心も体も疲弊し、やる気が出なくなってしまうのも、ムリもありません……

そんな状態だったクライアントさんも、すぐ立ち直り、今まで以上にイキイキと活躍されています。

今日は、その方法をご紹介しますね。

 

自信をなくしてしまう要因

Aさんのように自信をなくしている人には、いくつかの要因が考えられます。

  • 人の言動に敏感・繊細
  • 子供の頃、親から否定されて育った
  • 過去の失敗経験が心の傷となっている
  • 成功体験がない(と思っている)

など

もちろん、それぞれに効果的な解決策があります。

自分がどんなタイプでも、
過去にどんな体験をしていても、

マイナス影響を断ち切り、望む生き方を叶えていけます。

 

つけ加えると、

こう悩む方々は、
人の言葉を受けとめる素直さを持ち、
もっと自分はできるとわかっているし、力を発揮していきたい想いがある証拠。

素晴らしい資質をお持ちですから、変わるのも早いと感じています。

 

問題なのは「人」ではなくて

自信をなくしている人に、私が必ず伝えていることがあります。

それは、

うまくいかないことがあっても
「人」に問題があったのではなく、「行動」に問題があっただけ

ということ。

 

だから、

何かあっても、人に何か言われても
「自分が悪い」と思う必要はなくて、

「私の行動のどこを改善すればいいだろう?」
とふり返り、

「次は、こうしよう」
と考えて、実行すればいいのです。

 

そのために、ぜひ
言葉遣いから意識してみましょう。

「私が悪い」「私はダメだ」と
「私」を主語にした言い方をやめるのです。

なぜなら、「私は××だ」と言うと
自己否定するつもりはなくても
脳が「自己否定している」と認識するからです。

(言葉のトリックなんですね)

 

そりゃあ、
うまくいかなかいことがあればショックだし、凹みます
当然です。

 

それでも、
「私は××だ」と浮かぶたびに、
「おっと違った。私の行動を改善すればいいだけ」
と切り替えていけば、

それが習慣になって、心のダメージも最小限に済むでしょう。

 

他者から否定されたとしても

「人」が問題ではないと知っていると、
他者から否定されても、自分を守ることができます。

 

たとえば、人から

「なんで、あなたはそうなの?」
「●さんは××だから、うまくいかないんだよ」
「●さん、これじゃ、全然ダメだよ!」

なんて言われると、傷つくし、
「そんな言い方しなくてもいいのに!」
って腹も立ちます。

 

が、もうおわかりだと思います。

人を主語にして言われたから
否定されたと感じ、傷ついたわけです。

(相手があなたを否定するつもりがなくても)

 

なので、そんな時は、

「あぁ、この人は、コミュニケーションスキルとか、脳のしくみを知らないんだな~」
と思って、

自分の中で脳内変換するんです。

「私が問題なんじゃなくて、私の行動のことを言われたんだ」
と。

 

※人格否定の言い方をする人に変わってほしいけど
相手が変わるのを待つより、自分で自分の心を守るほうが確実ですもんね。

 

そして、こういうことを知ったあなたは
今度は、自分の部下に、上手にアドバイスできるでしょう。

「●さんは××だ」と言うのではなく
「●さんのこういう行動をこうしましょう」
みたいに。

あなたから、適切なコミュニケーションが広がっていきますね。

 

まとめ

人は、いつもベストを尽くしています。
たとえ、うまくいかないことがあったとしても、あなたもベストを尽くしていました。

 

だから、どうか
「自分が悪い」「自分はダメだ」と
自分を主語にした言葉を使わないこと。

人から「●さんは××だね」と
否定的な言い方をされたら、
「私の行動について言われたんだ」と脳内変換してみること。

 

そうやって、まず自分が自分を認め、慈しんでいきましょう。
あなたのセルフイメージが変わり、「心の中の世界」が変わります。

 

何があっても自分を認められ、心の土台が安定していきます。
人に何か言われても、マイナス影響を受けなくなっていきます。

 

すると、「目の前の現実世界」も必ず変わります。

相手といい関係性になったり、
相手が丸くなったり、

時には、相手が転勤になって、自分の現実からいなくなったり(笑)

「人を否定するイヤな上司」が
「私が大きく変わるきっかけをくれた人」と思えるようになった人もたくさんいます。

 

あなたには、どんな変化が訪れるでしょうね。

ぜひ、お試しください。

 

 

著者プロフィール

阿部 朝子
阿部 朝子メンタル&ライフコーチ
メンタル&ライフコーチ/コミュニケーション講師
コーチング、NLP脳と心の学び、心理療法、スピリチュアル等の学びを経て、現在は北海道北見市を拠点に活動しています。
ご相談者の悩みを解決を通して、本来の力を発揮し、喜びあふれる自分軸の生き方が叶っていくお手伝いをしています。