「変わらなきゃ」から自由になる。自分を生かすということ

「今の自分を変えたい!変わりたい!」

そう思うことはありませんか?

 

「もっと自信をもちたい」
「もっと前向きになりたい」
「今の自分を好きになりたい」

私自身、30代半ばまで、ずっとそう思っていました。

変わりたい。
でも、変われない。

そんな自分が嫌でした。

 

今日は、
今の自分を変えたいと思っている方へ
お届けしたいことがあります。

 

脳の働きが生み出す「個性」

先日、脳科学者・中野信子さんの
『科学がつきとめた「運のいい人」』を読みました。

印象に残ったことを少しシェアしますね。

 

私たちの脳には
さまざまな脳内物質があります。

セロトニンやドーパミンという言葉は、聞いたことがある方も多いかもしれません。
(幸せホルモンとも呼ばれてますね)

たとえば、
セロトニンは、安心感や安定感、落ち着きに関わるもの。
ドーパミンは、やる気や行動への意欲、モチベーションに関わるものだといわれています。

こうした脳内物質は、
私たちが健やかに生きていくうえで大切なもの。

とはいえ、
増えすぎると脳や体に負担がかかるため、
脳には、それらを【分解】して、全体の量を調整する働きがあるのだそうです。

そして、
その分解の働き方は、人によって違いがあるのだとか。
   

本では、
分解度合いが低いタイプの人は、セロトニンの量が保たれやすく、安心感を感じやすい。
逆に、分解度合いが高いと不安になりやすい傾向がある
と紹介されていて、

「へえ!」と思いました。

 

というのも、
もともと私は不安になりやすいほうだから。^^

何かを始める前に、
「本当にこれでいいのかな」と考え込んでしまったり、
先のことが、あれこれ気になってしまうところがあるんですね。

それで、
「そんな私は、セロトニンの分解度合いが高いってことなのかも」
と、少し笑えてしまったのです。

 

もちろん、自分の脳の働きが
実際どうなのかを知っているわけではないのですが、

今までにない視点をもらって
おもしろいなと思ったんですね。

 

ちなみに、
今の私は不安になっても、
「どうすればいいか」がわかります。
  

気持ちを整える。
体をゆるめる。
思考を止めて、いったん立ち止まる。
不安の奥にある、本当の気持ちを見てみる……

心が揺れやすい自分だからこそ、
不安に飲み込まれず、
自分に戻ってくる方法を身につけてきました。

 

それに加えて、これからは、
もし不安がよぎっても、

「ああ、今、セロトニンがたくさん分解されたのかも~」

そんなふうに、自分にツッコミを入れる自分が現れそう(笑)。
  

それだけでも、
<不安>に対して、少し距離を取って眺められて、

今の自分に必要なことを考え、
さっと行動に移れるような気がします。

新しい技(?)がひとつ増えたので、
次に不安がよぎったとき、どんなふうになるのか少し楽しみです。

 

自分を変えようとするよりも

本には、

脳の特徴を自覚することはできても、
ガラリと変えることはできない、

とも書かれていました。

だからこそ、

「自分を変えよう」とするよりも、
「今の自分を最大限に生かす」こと

を考えてみませんか、と。

 

ここに、私はとても共感しました。

 

不安になりやすい人は、
慎重だからこそ、見落としに気づけるかもしれません。

先のことを考えられるからこそ、
準備やリスク対策ができるかもしれません。

不安を知っているからこそ、
誰かの気持ちに寄り添えるかもしれません。

 

もちろん、それを
無理に「才能」と思う必要はありません。

ですが、
一見マイナスに見える要素も
別の角度から見れば
プラスの要素として活かせるところがある。

そのことを、
自分自身の経験を通しても、
たくさんの方と関わる中でも、何度も感じてきました。

 

欠点って、
「欠けた点」だと思っていたけど、

その人ならではの
「欠かせない点」にもなり得るんだな…

そう思えるようになったんです。

 

「変わる」というのは

でも、誤解しないでくださいね。

「マイナスに見える要素も生かせるところがある」
といっても、

変えたいところをあきらめる、とか
苦しい状態のまま我慢する、という意味ではありません。

 

自分を知り、
必要な術を身につけ、整えながら、
自分に与えられたものを最大限に活かしていく。

そんなふうに生きられたら、いいですよね。

 

そういう意味で、
「変わる」というのは、
自分の個性を否定して、別の誰かになることではなくて、

自分の中にある本音や感覚、
価値観、直感を大切にできるようになること。

備わっている力を使い、
心の喜びに沿って生きる自分になっていくこと。
    

そして、それが
「本来の自分を生きること」
「自分を生き切ること」
になるのでは、と思うのです。

 

変えようとする前に、見つめてみませんか

もしも今、
「もっと変わらなきゃ」と苦しくなっていたなら、

もしかすると、
誰かの正解や、世の中の大勢に
合わせようとしているのかもしれません。

自分の中にある素晴らしさに、
まだ気づけていないだけかもしれません。

 

まずは、
変えたいと思うその部分を
一旦、責めずに見つめてみませんか。

そして、その特徴があるからこそ、
自分に見えていることや
できていることはないだろうか?

そんなふうに、
少しだけ視点を変えてみると、
何か気づくことがあるかもしれません。

 

自分と、自分に与えられたものを
大切に扱い、生かしていく。

そんなふうに
自分と一致して生きていくうちに、

いつの間にか
なりたかった自分に近づいている◎
  

そう感じられる日がきっと訪れるはずです。

 

 

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著者プロフィール

阿部 朝子
阿部 朝子メンタル&ライフコーチ/ヒーラー
コーチング・NLP・心理療法・スピリチュアルを融合したアプローチで、根本からの解決をサポートしています。
悩みを手放し、本当の自分らしさと喜びに出会えるよう伴走しています。