セールスの苦手意識を克服したい方へ

こんにちは。

メンタル＆ライフコーチ 
阿部朝子（あべともこ）です。

今日は、
お仕事の一環で営業活動があって

セールスに苦手意識がある、
断られるのが怖い、
お金を受け取る罪悪感があるという方へ

気持ちが楽になり、
前向きに営業の仕事ができるようになる
ヒントをお届けしたいと思います。

仕事の一環の営業活動が苦痛…

「営業・セールス・集客が苦手」
というご相談、時々伺います。

塾で講師をしている英子さん（仮名）もそうでした。

子供が好きで、教育の仕事に
やりがいを感じているけれど、

「営業が苦痛なんです。
なかなか契約が増えないし、声をかけるのもストレスで……」
と悩んでいました。

塾のチラシを配ってすぐ「高っ」と言われたり、

イベントの集客で電話をかけたら
しつこい！と怒られガチャンと電話を切られたり。

民間だから営業の必要性はわかっていても

なかなか契約できなかったり
心無い言葉を受けるのが続くと、辛くなってしまいますよね。

営業が苦手、と感じる１番の要因

「営業が苦手」と感じる１番の要因は
営業のイメージがよくないから、なんですよね。

英子さんにお聞きすると、
「営業って、押し売りするようなイメージがある」
とおっしゃってました。

自分の中に、押し売りのような
嫌なイメージがあるから、

相手にそう思われたくなくて
営業への抵抗感がわいてしまうのですね。

とはいえ、お気持ちよくわかります。

私自身も、営業に対して同じように
ネガティブなイメージがいっぱいありましたから。

ネガティブなイメージは
自分の意味づけに過ぎない、と頭ではわかっても、

そんな簡単に
「営業楽しい！」なんて思えないから悩むんですよね。

英子さんには、お話を伺いながら
いくつかのワークをやっていただきました。

まずは癒しのワーク。

「高っ」と言われたり、
ガチャンと電話を切られたりして
傷ついた気持ちを癒していきました。

次に、
営業の「ポジティブな意味づけ」を
考えていただいたのですが

その時、こんなお話をさせていただきました。

営業の本質は

TVの「カンブリア宮殿」という番組に
ひまわり市場というスーパーの社長さんが出演されていました。

生産者からいい商品を仕入れ、
社長さん自らマイクを持って、
お客様に商品の美味しさを伝えています。

社長さんの姿から
生産者への信頼感や感謝の想いと
お客様に喜んでもらいたいという想いが伝わってきました。

「いい商品」の定義はお店によって違うとは思います。

うちの近くに安売りで人気のスーパーがあります。

安いのは、訳アリで少し傷んでいる
ところもあるからなんですね。

でも、傷んでいる所はわずかだし、
とにかく安いから、お客様は嬉しそうに買っていきます。

それも生産者のためになるし、
食品ロス軽減にもつながって、価値あることだと感じます。

どちらの店主も、やり方はちがうけど

「うちの商品はこんな風に良いよ～」
と思ってて

なにより
「お客さんに喜んでもらいたい」
という強い想いが伝わってくるんですよね。

ここが、お客様の心をつかむ
営業の本質なのでは、と感じています。

ポジティブな意味づけを書いてみよう

いかがでしょう。

営業へのネガティブなイメージが
すぐには消えないとしても、それでいいので、

ポジティブな意味づけを
書き出してみることからはじめてみませんか？

いくつか思いつきそうですか？

営業とは、お客様に素晴らしい商品を知ってもらうこと

営業とは、お客様を喜ばすこと　

営業とは、幸せな人を増やすはじめの一歩

など　……

英子さんも、このような
ポジティブな意味づけをノートに書き出すことで

「気持ちが楽になってきました」
「営業の仕事をする前に、このノートを見るようにします」
とおっしゃっていました。

英子さんのように、
先に、癒しのワークをしておくと、
抵抗感が減って、ポジティブな意味づけも
スーッと受け入れられると思いますが、

癒しのワークがわからない方には、

今は抵抗感があっても、あえて、
ポジティブな意味づけを考えてみるのも一手です。

くり返しノートを見て、
できれば声に出して読んでみてください。

声に出すことで、
耳からもインプットされていきます。

その時、自分に言い聞かせようとする
必要はありません。

それでも、何度も読むことで
少しずつ潜在意識に浸透していきます。

気持ちがすぐには変わらなくても
変化の一助になりますので、ぜひお試しください。　

そして、この
「営業が苦手」というテーマは、
２～３日のセミナーができるほどお伝えしたいことが色々あります。

（私自身が悩んで試行錯誤してきたから、でもあります＾＾）

次回は、その中から、
たくさんの方に喜ばれているワークを
ご紹介したいと思っています。