子育ての悩みを解決する3つのステップ


メンタルコミュニケーションコーチ 阿部朝子です。

子育てのご質問をいただきました。

Aさん

子どもが思春期に差しかかり、親に不満をぶつけてくることが多くて、しんどいです。

「あれが欲しい」「あの人イヤだ」「やりたくない」とか、
「家を建てて!」と簡単にできないことを言ってきて、説明しても聞き入れず、延々とくり返します。
 ・・

 
思春期って、イライラ・むしゃくしゃ・ツンツンしがち‥

それまで絶対的な存在だった親や大人の欠点が見えてきたり、世の中の矛盾がわかってきて。
学校や友達関係も、色々ある時期ですよね。
 
Aさんのお子さんの胸の内も、色んな想いが溜まっていることでしょう。

大人になってきた証拠とは言え、大事な時期。
親として、適切なサポートをしたいですね。

子育ての悩みを解決する3つのステップ

子育ての悩みを解決するには、どんな時も、やることはこの3つです。

  1. 親のメンタルを整える
  2. 子のメンタルを整える
  3. 親子でコミュニケーションする

 

Aさんのケースに置き換えて、説明していきますね。

(詳しい状況はわからないので想像で書いています。ポイントが伝わるとうれしいです)

 

1.親のメンタルを整える

Aさん自身、お子さんとのやりとりで、気持ちが滅入っているようですね。

まずは、Aさんの気持ちを癒すことが最優先!

メンタルワークを使うのがおすすめですが、ご存知なかったら、どんな方法でもOKです。

 

美味しいものを食べたり、ゆっくりお風呂に使ったり、アロマテラピーなどもいいでしょう。

(↑これらは、「静的」な癒しになりますね)

子どもと向き合うにはエネルギーが要るので、「動的」な体を動かすこともおすすめです。

スポーツ、ジョギング、エクササイズ、なわとび‥

おにぎりを持って近くの公園でランチしたり、自然に触れるのも気分が晴れそうですね。

 

 

合わせて、おすすめしたのが、気持ち・感情を吐き出すこと。

子供には、冷静に話そうとされていると思います。

その分、溜まっているものがあると思うので。。
↓ ↓

一人の時に、立って、腹から声を出します。

胸の内に溜まっている想いを、浮かぶままに、ぜ~んぶ吐き出しましょう。

「あんな口の利き方しなくてもいいでしょーーーー!!!」

「あんな風に言われたら、こっちだって、傷つくよーーーーー!!!」

「ストレスマックスだよーーーーーー!!!」

 

大きく息を吸って、腹から声を出すと、感情も解放されます。

誰も傷つけない方法なので、安心してやってみてください。

 

 

2.子のメンタルを整える

お子さんも、イライラして、不平不満がいっぱい溜まっていますね。

メンタルワークをご存知だったら、お子さんを癒し、感情を解放してあげてください。

(↑今回、ここは詳しく書きません)

 

ただ、「癒す」というのは、セラピー的なことをするだけではありません。

お子さんの気持ちをよ~く聴いて、わかってあげる。

すると、子供の感情も解放され、気持ちも落ち着き、メンタルが安定していきます。

 

次の「3.親子でコミュニケーションする」で、そのコツを書きますね。

 

3.親子でコミュニケーションする

思春期になると、あまり親と話さなくなるかもしれません。

今、どれくらい対話できる状況かによって、取るべきコミュニケーションは変わります。が、

ここでは、対話できる前提で進めますね。

今回のケースでは、2つのポイントをお伝えしたいと思います。

 

●ポイント1:否定せずに、ただただ受けとめる

「そんなの知ってるよ~」と思われたかもしれません。
頭ではわかっても、なかなかできないから悩んでいるんだよ~、って。

そう。これは簡単なようで簡単じゃありません。

本当に親が腹をくくる必要があります。
(だから、親のメンタルを先に整えておく必要があるわけですね)

 

でもね、、今、これをやらないと、子供が心を閉ざしちゃう危険があると思うんです。

不平不満だとしても、それを親に言ってくれるので、まだいいんですよ‥

子供が、今はまだ、「親に言いたい。聞いてもらいたい」と思っているわけですから。

これが、親に心を閉ざし、何も言わなくなってしまうと、コミュニケーションがますます難しくなります。

 

さあ、子供の話を聴いてみましょう!

子供の言葉をそのまま返しながら、聴いてみてください。
(「オウム返し」というスキルです)

 

子:「やりたくない」
親:「そっか、やりたくないんだね」

 

親としては、色々、言いたいこともあると思います。

「何言ってるの!」
「そんなことばっかり言ってないで、さっさとやってしまいなさい!」

そこをぐっとこらえて。

おだやかに、ニュートラルに、気持ちを理解してあげることに集中しましょう。
(親も忍耐です)

 

オウム返ししながら聴くと、子供の方から、次々話してくれたりします。

そうしたら、それも、ただただ聴いていきましょう。

 

話が止まったら、こちらから質問してみましょう。

↓ ↓

●ポイント2:理由を聴き、本音(気持ち・感情)を理解する

なぜそう思うのか(理由)を聴くことで、子供の本音を引き出すことができます。

不平不満は表面的なもので、その奥には、別の悩みが隠れているのかもしれません。

 

子:「あの人イヤだ」
親:「あの人、イヤなんだ‥」

親:「何かあったの?どんな所がイヤなの?」

子:「今日、こういうことがあって、こうだったんだよね‥」
親:「そんなことがあったんだ‥」

・・・

親:「どんな気持ちがした?」
子:「すごく悲しかった
親:「そっか~、そんな風にされて、すごく悲しかったんだね
  「私もそんな風にされたら、すごく悲しくなると思うわ‥」

 

状況・理由を理解すること。
もっと大事なのは、気持ちを理解し、受けとめてあげること。(共感)

気持ち(感情)って、それだけでも解放されてきます。

 

すると、子供の顔がパッと明るくなって

子:「なんかスッキリした。もういいや!」
となることもあるし、

子:「でも、あの人のこういう所はすごいと思うんだよね‥」
なんて言い出すこともあります ‥

 

「不平不満を言わない」
「人のこと悪く言わない」
など、望ましい行動に導く(教える)ことは、次の段階。

まず、しっかり聴くことから始めてほしいと思います。

 

 

「あれ欲しい」「家を建てて」も同じで、買う・買わない、できる・できないは、次の段階です。

これを機に、色んな話ができると思います。

子:「家を建てて!」
親:「家を建ててほしいんだね」

親:「どうして家を建ててほしいの?」
(家を建てたら、何かやりたいことがあるの?)

子:「家を建てたら、お友達を呼んで、お泊りパーティーしたい」
「お友達の中で、お泊りパーティーしてないの、うちだけなんだもん」
と言うかもしれません‥

子:「弟と一緒じゃなくて、自分一人の部屋がほしい」
と言うかもしれません‥

子供の本音がわかったら、その気持ちをしっかり理解して、受けとめてあげましょう。

親:「そっか、そうだよね。自分一人の部屋が欲しいよね~」
子:「うん」

そして、理由がわかれば、代替案を考えることもできます。

家を買わなくても、子供の気持ちが満たされる方法を一緒に考えてみてはいかがでしょう。

 

子供だって、家がすぐ建たないことくらいわかってますよね。

同じ話をくり返すとしたら、それでも言いたい「何か」があるのです。

そこを聴けるといいですね。

 

この機会に、家計のやりくりの話や、お金の話をすることもできるでしょう。

「家って、いくらくらいするかわかる?」
「2000万の家をローンで買うと、利息だけで1500万になるんだよ」

「あなたが学校出て働いたら、お給料がどれくらいかわかる?」

親の考え(買わない理由や価値観)を伝えることもできるでしょう。

今、子供がどれくらい物事を理解しているかもわかりますね。

 

まとめ

基本的なお話になりましたが、どんなケースもここからなので、書かせていただきました。

少しでもヒントになればと思います。

 

あとは、親子の関係性をちょっと立て直す必要があるかもしれません。

(家庭内の力関係のバランスや、信頼関係の再構築など)

なかなかうまくいかない時は、信頼できる専門家と一緒に取り組まれるといいでしょう。

 

 

著者プロフィール

阿部 朝子
阿部 朝子メンタルコミュニケーションコーチ
コーチング、NLP、キャリアカウンセリング、セラピーなどの学びを経て、現在は北海道北見市を拠点に活動しています。
ご相談者の悩みを解決しながら、それぞれの本来の力を発揮されるようお手伝いしています。