他人と自分を比べるのをやめる方法:自信を育む3つのステップ

こんにちは。

阿部朝子(あべともこ)です。

 

今日は、

他人と自分を比べるのをやめる方法
自信を育む3つのステップ

というお話です。

 

人と自分を比べてしまう

仕事でミスしてしまったり、
目標を達成できなくてモヤモヤする時、

つい他の人と比べてしまって、落ち込むことってありませんか?

 

「あの人はうまくできているのに、なんで私はうまくいかないんだろう」
と焦ったり、自信をなくしたり…

きっと、多くの方が経験あると思います。

仕事のこと、家庭のこと、
周りの成功や輝きが気になってしまうこともあるでしょう。

 

とはいえ、
比べてしまうこと自体は、悪いことではありません。

 

大切なのは、その気持ちに気づき、どう活かすかなんですね。

そこで今回は比較を
「成長」と「気づき」につなげる方法
についてお話しします。

 

比較は脳の自然な働き?

なぜ、私たちは比べてしまうのでしょう?

それは、動物が生存競争の中で
生き抜くための脳の働きともいえます。

「同じ」を見つけて安心感を得ることや、
「違い」を見つけて自分の成長や生存に繋げるようにできているからです。

 

 

とはいえ、その比較が
自己否定や落ち込みを引き起こすなら
話は別ですね。

 

他人のキラキラした一面ばかりに
目が行ってしまうと、

脳が勝手に理想像を作り出し、
自分との「違い」ばかりに意識が向いて
自己肯定感が下がってしまうこともしばしば…。

 

かくいう私自身、以前はよく
周りと自分を比べてしまっていました。

そのたびに自分がちっぽけに感じ、
力を失い、行動できなくなることも。。

気持ちを切り替えられず
いつまでも引きずっていましたから、
皆さんのつらいお気持ち、とてもよくわかります。

 

比較の沼にハマってしまったら、いいことありませんよね。

本当は、比較で苦しむのではなくて、
「すごいな。素敵だな」と思う人から
謙虚に学ぶ自分でいたいし、

うまくいってる人を素直に祝福し、
刺激をもらう自分でありたい、
と思っていました。

 

原因は幼少期の経験かもしれません

なぜ、こんなに比較がつらいのでしょう?

多くの場合、幼少期の経験や、親からの言葉が原因になっています。

小さい頃、兄弟や他の子供たちと比べられて育ったからかもしれません。

「失敗してばかり」
「あんたには無理」など、
否定的な言葉が潜在意識に刷り込まれているのかもしれません。

それらが無意識のうちに
自分の評価基準になってしまっているんですね。

 

つまり、
今、自分が比べている人をきっかけに、
心に刻まれた傷がうずき、
刷れこまれた自己否定の言葉が脳内で繰り返される…

だから、つらいのです。

 

なので、

 

私自身は「お前に何もできるはずがない」
という父の言葉が刷り込まれていました。

その時の傷ついた気持ちを癒し、
刷り込まれた言葉を手放すことで
自己否定の沼にハマることがなくなりました。

比較の思いがわいても、
自己のプラスに活用できるようになり、今があります。

 

深い心の傷を癒すのは一筋縄ではいかないから

そうはいっても、
心の深い部分を癒すのは簡単なことではありません。

コツを知らずに、自分一人で向き合うと、
イヤなことを思い出して、
ますます辛くなってしまうこともあります。

 

そんなリスクをさけるためにも、
まずはすぐにできる対処法から始めてみましょう。

私自身が変わるために実践した方法をご紹介しますね。

 

今すぐ試せる!比較を成長に変える3つのステップ

今日から実践できる対処法は次の3ステップです。

ステップ1.セルフトークを強制終了!

人と比べている時って、頭の中で
「あの人は〜なのに、自分は〜だ」
「どうして私はこうなんだ?」
とセルフトークがぐるぐる回っていませんか?

まず、それを止めてしまいましょう。

「ストップ!比較終了!」

そして深呼吸。「今・ここ」に意識を戻すのです。

 

ステップ2.具体的にする!

セルフトークを止めたら、自分に問いかけます。
その人と自分の「何」を比較しているのかを明確にするのです。

「あの人みたいになりたい」
と漠然と思うのではなく、

「どういうところがうらやましいのか、すごいと思うのか」
を具体的にしていきます。

 

たとえば、
「あの人みたいに、もっと自信を持って話したい」
と憧れるなら、

「どういうところから”自信”を感じるんだろう?」
と。

 

そこから
・大きな声でハキハキ話すところ
・笑顔で相手の目を見て話しているところ
・周りと違う意見でも、自分の考えを発言してるところ

など、

「目に見える行動レベル」
に落とし込むことができたら、

「じゃあ、私はここから真似してみよう」
というチャレンジ目標にできますね。

 

ステップ3.他人との比較から、自分との比較へ!

その人に対して「いいな」と思う部分が
明確になったら、
比較の対象を自分自身にしましょう。

昨日の自分と比べて、
1ミリでも成長した部分に目を向けるのです。

 

時には、3歩進んで2歩下がることも
あるかもしれませんが、
自分にやさしい評価をしてあげてくださいね。

この積み重ねが、自信をはぐくみ、本当の自己信頼に繋がっていきます◎

 

比較を気づきに変えて、自分のステージを上げていく

あなたはどんな時に、他人と比べてしまうことが多いですか?


その気持ちは決して悪いことではありません。

つい比較してしまうコトこそ、
あなたが叶えたいコトであり、あなたが成長したい証です。

真の解決には、
心の深い部分の癒しが欠かせませんが、
まずは、今日ご紹介した3ステップを試してみてください。

比較の仕方を少し変えるのです。
大切なのは、その気持ちをエネルギーに変え、具体的な目標に変換すること。

そうすれば、比較の心理を自分のプラスにすることができます。

比較していた相手との出会いも、
自分が成長し、幸せに生きるために
人生の神様が与えてくれた機会だと思えるようになるでしょう。

応援しています! 

 

 

 

 

著者プロフィール

阿部 朝子
阿部 朝子メンタル&ライフコーチ
メンタル&ライフコーチ/コミュニケーション講師
コーチング、NLP脳と心の学び、心理療法、スピリチュアル等の学びを経て、現在は北海道北見市を拠点に活動しています。
ご相談者の悩みを解決を通して、本来の力を発揮し、喜びあふれる自分軸の生き方が叶っていくお手伝いをしています。