走ったら、みんな息切れするよ!

こんにちは。

メンタル&ライフコーチ
阿部朝子(あべともこ)です。

 

暑い日が続きますね。

こちら北海道も蒸し暑いんですが
私的には代謝が上がって調子がいいです^^

皆さんはいかがですか?
ご自愛くださいね。

 

 

娘は長距離が苦手でした(?)

娘のエピソードです。

娘は小さい頃から長距離走が苦手でした。

親の私もそうですし、苦手でも問題だとは思ってませんでした。

 

ただ、娘はスポーツをやっていて体力はあるんです。

なのに、体育の授業で800m走とか
2~3キロ走るとなると、
ものすごく辛くなって最後まで走れないんですよね。 

 

苦手の域を超えて、人が変わったみたいにフラフラになって。

親としては体も心配だし、何かおかしい、

自分のペースでいいから、
そこまで苦痛にならずに走れたらいいだろうなと思ってました。

 

でも、「大丈夫だよ」とか
励まし系の言葉をかけるのは、ちょっとちがう気がして

とにかく娘に走っている時の様子を聞いてみたんですね。

 

 

苦手の真相

娘はこう言いました。

「ハーハーって息が切れるから、もうダメだと思って」と。

 

「?」が飛びましたが、
よくよく聞くと状況がわかりました。

娘は、「長距離が得意な人は息切れしない」と思っていたんです。

だから、息切れしてきたら
「もうダメだ」と思い、
そしたらどんどん苦しくなって走れなくなる、と。

 

今では笑っちゃう話なんですが
当時の娘はまじめにそう思っていたんですね。

 

 

で、伝えました。

「長距離が得意な人だって、オリンピックのマラソン選手だって、
みんな息切れするよ~!

 

目を丸くして驚いた娘。

自分だけじゃないと安心したようです。(笑)

それから娘は走るのが苦痛じゃなくなりました。

気持ちだけじゃなく、体もラクになったそうです。

高校の時は、学校のマラソン大会で入賞もしていました。(笑)

 

勘違いに気づけて、苦痛じゃなくなって良かったです。

それと、

「もうダメだ」という思考の影響力って、やっぱり大きいな~と思いました。

 

苦手?限界?…それも勘違いかもしれません

子供って、大人が想像もできないような
「勘違い」をしていることあるんですよね。

 

でもね、

それって子供だけじゃないな~って思うんです。

 

自分自身もそうですし、
普段、ご相談を伺っていてもよく感じます。

 

「○○が苦手」「○○できない」

というお話は、かなりの割合で勘違いが多いです。

 

本当にそう思ってるから
余計にできなくなってしまう…という悪循環。

でも、悪循環にはまっている時って、
自分では気づいていないんですよね

(体験者は語る、、苦笑)

 

 

もちろん、客観的に自分の得手不得手を
知ることは役立つ面もあります。

けれども、
それが自分の可能性を奪っているとしたら、
ものすごくもったいないですよね。

 

まずは、

「●●が苦手だから」

「●●ができないから」

そんな思いがわいてきたら、

「それって本当かな?」って思ってみませんか。

 

そして、

「もし苦手じゃないとしたら、やってみたいかな?」

「もしできるとしたら、やってみたいかな?」

 

こんな風に、

「できるかどうか」ではなく
「やりたいかどうか」を心に聴いてみるの、

おすすめしたいと思います。

 

心の声が「やりたい」だったら、道は必ずありますから◎

 

 

著者プロフィール

阿部 朝子
阿部 朝子メンタル&ライフコーチ
メンタル&ライフコーチ/コミュニケーション講師
コーチング、NLP脳と心の学び、心理療法、スピリチュアル等の学びを経て、現在は北海道北見市を拠点に活動しています。
ご相談者の悩みを解決を通して、本来の力を発揮し、喜びあふれる自分軸の生き方が叶っていくお手伝いをしています。