「ついてない…」と思ったとき、それって“守られているサイン”かもしれません

朝から信号が赤ばかりだったり、
電話を何度かけてもつながらなかったり、
買おうとしていたものが売り切れていたり。
「今日はなんだか、ついてないな…」
そんなふうに感じる日って、ありませんか?
些細なことかもしれないけれど、
小さな “うまくいかなさ” が続くと、
気分までどんよりしてしまうものですよね。
*
でも、もしあなたが
普段から心を整えることを大切にしていたとしたら。
たとえば、
不安やイライラを感じたときに、そのままにせず見つめて手放したり、
できるだけ心地よく、自分らしくいられる時間を選んでいたり。
そんなふうに“自分の内側”と丁寧に向き合っているなら、
「うまくいかないこと」って、
ただのネガティブなサインとは限らなくて
もしかしたらそれは、
「ついてるサイン」なのかもしれません。
もくじ
仕事がスムーズにいかなかったときのこと
先日、私は急ぎの書類をスキャンして、午前中に提出しようとしていました。
でも、ちょうどスキャンを始めたタイミングで電話がかかってきて中断。
再開しようとしたら、また別の用事が入って中断。
「なんでこんなに途切れるの…」と少し焦りながらも、
ふと手を止めたとき——
「あ!この書類、1枚だけ修正し忘れてた!」と気づいたんです。
もし、何の中断もなくスムーズに送っていたら、
間違った書類をそのまま提出してしまっていたところでした。
結果的に、その後の流れがとてもスムーズで、無事に完了。
「あ~今日も守られたんだなぁ」と思いました。
とっても些細で
私のおっちょこちょいの話なんですが、
心を整えることを意識しはじめてから、
こういう“小さな奇跡”のようなことが、本当に増えたな~と感じています。
「ついてる」は、日常の中にこそある
「ついてる」と聞くと、
宝くじに当たったとか、すごく劇的な出来事を想像するかもしれません。
でも、私が大事にしたいのは、
日常の中にある“ささやかな幸運”のほうなんです。
たとえば——
・いつもの道が混んでいて、しかたなく遠回りしたら、
あとでその道で事故が起きていたと知ったとき。
・チケットの発売でなかなかネットがつながらず、
ようやく買えたと思ったら、それが一番希望していた席だったとき。
(どちらも、最近の私に起きたことです^^)
「ついてない…」と思っていたことが、
あとになって「よかった」に変わる。
そんな出来事って、案外たくさんあるんですよね。
「うまくいかない=悪いこと」とは限らない
もし、あなたのまわりで
なんだか物事がスムーズにいかない日があったら——
「ついてないな」じゃなくて、
「もしかして、これはついてるサインかも」
「これでよかったのかも」って、
少しだけ、見方を変えてみませんか?
それだけでも、不思議と気持ちがやわらぐはず。
そして、出来事の裏にある“小さなギフト”にも、気づきやすくなるでしょう。
起きた出来事に、〇(まる)をつけてみる
どんな出来事にも意味がある——
そう信じるのは、少し勇気がいることかもしれません。
ときには、すぐに意味なんて見えないこともある。
ずっと意味がわからないままの出来事も、あるかもしれない。
(…というか、人生ってわからないことの方が多い気がします)
それでも、起きたことに×(バツ)をつけるのではなく、
〇(まる)をつけて過ごしてみる。
「きっとこれも、いい流れにつながっている」と思ってみる。
そうやって出来事をゆだねていると、
人生は少しずつ、やわらかく動きはじめる気がしています。
どんな出来事も「わたしにとって最善の流れ」につながっている…
それが、わたしたちをやさしく導く宇宙の本質なのかもしれません。
著者プロフィール

- メンタル&ライフコーチ
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メンタル&ライフコーチ/ヒーラー。
コーチング・NLP・心理療法・スピリチュアルを融合したアプローチで、根本からの解決をサポートしています。
悩みを手放し、本当の自分らしさと喜びに出会えるよう伴走しています。
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