傷つきやすい方、繊細な方がもっと楽になれて望む生き方を叶えるために

こんにちは。

メンタル&ライフコーチ
阿部朝子(あべともこ)です。

 

2月になりましたね。
朝、明るくなるのも早くなり、
お布団から出るのも楽になってきて
久しぶりにヨガをやってます~^^

 

 

今日は

人の言動で傷つきやすい方、
HSP(繊細さん)の傾向があるかも、と思う方へ

もっと楽になれて
もっと望む生き方が叶っていくための

ヒントとして、クライアントさんの事例を
ご紹介したいと思います。

 

 

人間関係のストレスでまいっていたユミさん

先日、クライアントのユミさん(仮名)が

「最近よく、
ユミさんと会うと元気になれる!とか
ユミさんと話すと頭が整理される!
って言われるんです~」

と弾むような声で教えてくださいました。

 

「自分が楽しく話してるだけなんですけどね~」

と照れ笑いしてましたが
私もうれしくてジーンとなりました。

 

というのも、
はじめてお話を伺った頃は

会社に行きたくない、何もしたくない
と思うほど、ストレスを抱えて元気をなくしていたからです。

 

 

ストレスの原因は

仕事の負担もありましたが、一番は人間関係でした。

 

言葉のキツい上司がいて、
報連相のたびトゲのある言い方をされ、傷ついていました。

年上の部下から反発され、不満をぶつけられて、困り果てていました。

 

そんなある日、ユミさんはネットで
「HSP(繊細さん)」という言葉を知りました。

 

※HSP (Highly Sensitive Person)とは
非常に感受性が高い人、敏感、繊細な人を意味します。

(ここでは詳しいお話は省きますね)

 

ユミさんはHSPの本を読んで、すごく納得したそうです。

 

人の気持ちに敏感なのも、傷つきやすいのも

「HSPだからなんだ」と思うと自分を責めずに済みました。

 

もっと自分に合う会社に転職したほうがいいでは?

と考えるようにもなりました。

 

とはいえ、転職が自分にとって1番いいことなのか迷うし、

なによりも、毎日のストレスをどうにかしたい!

 

そう思って、私のところに相談にみえたのが半年前になります。

 

別人のように変化された1番の理由

そして、今のユミさんは

結局、転職はせず、
上司も部下も同じ部署のままですが

相手の言葉に傷つくことなく、うまくやりとりしています。

 

相手の変化も感じます。

 

人をほめることのなかった上司がほめてくれるようになり、

年上の部下も、腹を割って話してくれます。

 

冒頭でご紹介したように

色んな人から
「ユミさんに会うと元気になれる」

と言われるようにもなりました。

 

それは、ユミさん自身が元気で
明るいオーラを発しているからにほかなりません。

 

 

ユミさんにやっていただいたのは

まず、傷ついた気持ちを癒し、

人の言葉で傷つかないように
自分を守る方法を身につけること。

(さらっと書いていますが、ゆっくり丁寧に心のエネルギーを回復させていきました)

 

それと、
コミュニケーションのコツを身につけ
上司や部下との接し方も変えていきました。

メンタルを整えながら、現実問題の対応力をつけていったのですね。

 

こうして取り組んできたことが
うまくいった1番の理由、

それは、

ユミさんのマインドが変わったから
だと感じています。

 

 

ユミさんはこうおっしゃいました。

 

「HSPのことは知ってよかったけど
だんだん違和感がでてきたんです。

”HSPだから”って思うのは、
もっと変われるかもしれないのに
自分の可能性をあきらめてるような気がして。

 

そう思えたのも、朝子さんが、
「長所も短所も1つの個性の裏表」
って教えてくれたのが大きかったかな。

 

今まで、人の気持ちに敏感だったり
傷つきやすいことって、
ずっと短所だと思っていたし
だから生きづらいんだと思ってました。

 

でも、

「だからこそ、ユミさんは
人が傷つかないように言葉を選び、
人にやさしくありたいと思い、
人に寄り添うことができるんですよ」

って言ってもらって、すごく嬉しくて
あ~そうかも!って素直に思えたんですよね。

 

ずっとしんどかったけれど、

今は、傷ついた気持ちを癒したり、
傷つかずにいられる方法を知ったから、

これからは、この個性のいいところを
活かしていきたいって思うんです。

 

「繊細じゃなくて鈍感なほうがいい?」
って聞かれた時、

正直、鈍感なのはイヤだな
って思いました。(笑)

だからもう、「私はHSPだから」って
思うのはやめようと思います。」

・・・

 

ユミさんは目をキラキラさせて話してくれました。

 

その思い、心から望む未来につながりますか?

誤解がないように補足すると

「私はHSPだから……」
と思うことが問題ではないんですね。

 

そういう自分の傾向を知って、
自分を守ることはとても大切です。

 

ただし、「だから……」のあとに
どんな思いがあるのか?がもっと大切。

 

ユミさんの場合、

だから、しんどくなる

だから、言いたいことが言えない

といった思いが色々でてきました。

 

けれども、それらの思いに違和感がでて

「HSPだから~~だ」って自分をあきらめたくない!

と心に決めたからこそ、現実がどんどん変わり、

元気な本来のユミさんらしさを
取り戻すことができたのだと思うのです。

 

 

もし、あなたも

「私は傷つきやすいタイプだから……」
「私はHSPだから……」

と思うことがあるなら、

「だから……」のあとにつづく思いを
書き出すことから始めてみませんか?

 

そして、書き出した思いが
望む未来とはちがうとしたら、

 

自分を守ることを最優先にしながらも、

もっと人との関わりが楽になり
もっと楽しく生きられる可能性をあきらめないで

心から望む生き方を選んでほしいな、
と思っています。

 

心からのエールをこめて。

 

 

著者プロフィール

阿部 朝子
阿部 朝子メンタル&ライフコーチ
メンタル&ライフコーチ/コミュニケーション講師
コーチング、NLP脳と心の学び、心理療法、スピリチュアル等の学びを経て、現在は北海道北見市を拠点に活動しています。
ご相談者の悩みを解決を通して、本来の力を発揮し、喜びあふれる自分軸の生き方が叶っていくお手伝いをしています。