不安を解消し、前向きに行動できる3つの方法
メンタル&ライフコーチ 阿部朝子です。
なかなか結果が出なくて、不安でいっぱいになることはありますか?
今回は、不安を上手に解消し、前向きに行動できるようになる3つの方法をご紹介します。
なかなか結果が出ないと、不安でいっぱいになるのもムリもありません。
自信をなくしたり、「本当にやりたいことか?」と迷いが出ることもあるでしょう。
「また失敗するかも」と、行動するのが怖くなるかもしれません‥
私もそうでした。
不安になり、悪いほうにばかり考えてしまい、行動できなくなる、行動してもうまくいかない‥という悪循環。
胃潰瘍になったり、起き上がれないこともありました。;;
「ポジティブに考えよう」と思っても、できないから、苦しいんですよね。
そういう自分もイヤでした‥
*
今も、不安になることはありますよ。
チャレンジする時など、不安があって当然なので‥
それでも、行動できず悪循環‥にはなりません。
感情と上手につき合えるようになったからです。
そんな私がおすすめする【不安の解消法】
今回は、この3つです。
- 思考を止める
- 不安を感じ切る
- 不安を明確にする
気持ちがラクになり、前向きに行動できるようになるでしょう。
具体的なやり方を説明しますね。
もくじ
不安を解消し、前向きに行動できる
3つの方法
1:思考を止める
不安になった時、「なんでうまくいかなかったんだろう」「次も失敗したらどうしよう」などと、考え続けていませんか?
考え続けると、ますます不安になります。
(脳と心のしくみがそうなっているのです)
とにかく、一旦、考えるのを止めましょう!
効果的なのは、体を動かすことです。
- 手をパンを叩き、大きな声で「(思考)ストップ!!」
- 運動する、歌う、踊る、料理する、おいしいものを食べる、掃除する‥
好きなことをやってみてください。
気分があがれば、いい考えも出てくるようになります。
2:不安を感じ切る
感情は、「感じ切る」と自然と消えていくものです。
「不安に思わないでおこう」と言い聞かせるより、あえて不安を感じ切る!
すると、不安で重苦しかった気分が、ス~ッと消えるのです。
(不思議かもしれませんが‥)
そんな感情のしくみを利用したワークを紹介しましょう。
*感情を解放するワーク:フォーカシング
- 不安な気持ちを感じましょう
- 体のどの辺りに、どんな感覚がありますか?
(胸の辺りが黒っぽい感じ。胃の辺りが重い感じ 等) - その感覚を、見守るように、ただただ感じましょう
- その感覚が動いたり、変化するかもしれません
なりゆきにまかせて、感じ続けましょう
(くるくる回る、小さくなる、黒から白になる、お腹に移動 等) - 体から抜けた感じがしたり、気持ちが軽くなったりするでしょう
「もういいな」と感じたら、おしまいです
フォーカシングは、深い悲しみや怒りも解放できる優れたワーク(心理療法)です。
安全で、コツがわかれば誰でもできるので、お試しください。
3:不安を明確にする
「お化けが怖いのは、得たいがしれないから」という話があります。
「不安」も同じ。
漠然としているから、不安が消えないのです。
あらためて、何が不安なのか明確にしていきましょう。
1.不安を書き出す
何が不安か?最悪なことは何か?‥書き出してみましょう。
(「考える」のでなく、「書き出す」のがおすすめです)
書くだけでも、感情が外に出て、不安がやわらぐ効果があります。
客観視できて、冷静にとらえやすくもなるでしょう。
2.「どうしよう」から「こうしよう」へ
不安な時、「こうなったら、どうしよう」と思っていませんでしたか?
「どうしよう」は、不安が増すフレーズです。
書き出した「不安なこと」を、「こうしよう」と決めていきましょう。
腹が決まる感覚になりませんか?
不安も、さらにやわらぐはずです。
「こうしよう」(=アイデア)が浮かばない時は、「あの人に相談する」「情報を調べる」というのはいかがでしょう。
3.望みを思い出す
そもそも不安になるのは、叶えたいことがある証拠です。
(人生どうなってもいいと思っている人は、不安になりません)
不安の裏返しが、望み。
その望みを思い出し、言語化しましょう。
そもそも何をやりたかったのか?
なぜ、それをやりたかったのか?
それが叶えば、どんないいことがある?
(自分にとって、お客様・家族・会社・世の中にとって‥)
思い出したら、理想の状態・理想の自分が叶ったところを、ありありとイメージしてみましょう‥
叶えたい未来にフォーカスしている時、脳は不安を意識できません。
大切なことを思い出せば、行動したくなってきませんか?
【クライアントAさんの例】
Aさんは、仕事がうまくいかなくて、落ち込み、不安でいっぱいでした。
ふとした拍子に涙があふれ出るほど、心が不安定になり、ご相談にみえました。
思考を止め、不安や望みを明確にしていきました。
胸の内にある想いを出して、出して、出して‥
「Aさんにとって、最悪なことは何ですか?」
この質問で、Aさんのエネルギーがパッと変わりました。
「最悪は、○○(やりたいこと)ができないこと」
「そう考えると、不安に思っていたことは、どれも大したことないです!!」
「それに、最悪と言っても、生きていれば、最悪じゃないですね」と笑っておっしゃいました。
不安な気持ちが吹き飛んだところで、理想の未来をイメージすると‥
かっこよく仕事している自分や、たくさんの人の笑顔が浮かび、ワクワクしてきたAさん。
このあと、具体的な行動プランを立てて、実現の一歩をふみ出しました‥
まとめ
不安を解消し、前向きに行動できるようになる3つの方法をご紹介しました。
- 思考を止める
- 不安を感じ切る
- 不安を明確にする(望みを明確にする)
参考になれば、うれしいです。
感情との上手なつきあい方を知っていれば、自分(心と体)を守れます。
不安でいっぱいいっぱいになる前に、試してみてください。
一人で抱えて辛い時は、早めに信頼できる専門家にサポートしてもらいましょう。
不安を解消し、あなた本来の力が発揮されますように。
本来の力が発揮されれば、望みは必ず叶います。
応援しています!
著者プロフィール
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メンタル&ライフコーチ/コミュニケーション講師
コーチング、NLP脳と心の学び、心理療法、スピリチュアル等の学びを経て、現在は北海道北見市を拠点に活動しています。
ご相談者の悩みを解決を通して、本来の力を発揮し、喜びあふれる自分軸の生き方が叶っていくお手伝いをしています。
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